K1 武尊vs皇治
12月8日K1大阪大会
武尊選手と皇治選手が対戦しました。
実力の差は感じたものの、久しぶりに見た、いい試合でした❗
特に前半、皇治選手のローキックからパンチに繋げるスピードは速かったですねぇ。
試合をする度に強さを増していき、今回驚いたのが、スピードとコンビネーションでした。
惜しいのは、一撃で倒せるパンチやキック、どれか欲しい❗
攻撃が少し軽いのは否めません。
一方、武尊選手はパンチが重いですね。
さすがK1のエースという戦いでした。
顔面とボディの打ち分けは的確で、最初の1分くらいは力みも見えましたが、以後は見事でした。前蹴りで距離を取って、すかさず詰めるあたり、冷静さもありましたね。
しかし、皇治選手の意地は見る人に感動さえ与えた一戦でした。
とにかく、いい試合でした。
実現するのか
武尊選手は試合後のマイクパフォーマンスで名前こそ出さなかったもののここ数年ファンが期待している、那須川天心との対戦に言及しました。
「来年くらいに実現させたい」
これまで、逃げていると言われてきていましたが…
格闘家としての思いが溢れたような言葉に胸が熱くなったファンも多かったのではないでしょうか。
武尊選手としては団体の枠を越える難しさを知っていて、無責任に発言できないという想いから、封印していたようですね。
格闘家でありながら、ある意味組織を知っていて大人なファイターで、これはこれで評価されるべきです。
しかし、今回の発言で一気に潮目は変わりました。
両団体は試合に向けて調整に乗り出さない訳にはいきません。
ビジネスの側面から考えても、例えば、絶対皆が買いたいと言ってる商品は必ず発売しますよね。
しかも盛り上がっている時期に発売します。
那須川天心選手はまだ若いですが、武尊選手は数年後は年齢的に落ちるかもしれません。そういう意味でもやるなら、来年しかないのです❗
気が早いですが
武尊VS那須川天心はどちらが勝つのでしょうか?
格闘技観戦中級者のさるヒメは…
那須川天心と予測します。
あのスピードとカウンター、パンチをもらわない技術は群を抜いていますから。
しかし、仮に10回試合をしたら10回那須川天心選手が、勝つかと言えばそれは違う。
7対3くらいで那須川天心かと。
その3回を最初に持ってこれるのが武尊選手であるとも思います。
どちらにしても歴史に残るいい試合にはなりますね。
とにかく、考えた上で静かにプライドを持ちながら一歩踏み込んだ発言をしたK1のエースは素晴らしかった❗
勢いや、挑発に乗っての発言ではないところに計り知れない価値があるのです❗
来年の格闘技から目が離せません。